英語力強化 PR

外国人と会話する際に避けるべきタブーな12の話題

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

この記事を読むのに必要な時間は約 15 分です。

こんにちは。 一條 彰(詳しい経歴)です。

初対面の相手とお話しする時、その打ち合わせを和やかで建設的なものにするために行う会話を英語で アイス・ブレーキング(Ice Breaking)と言います。

文字通り、氷を砕くことで場を温めるのです。

このアイス・ブレーキングは同じ文化で育った日本人との間でも難しいですが、外国人相手だとさらに難易度があがります

ですから、会話の際は、選ぶ話題に気をつけていただきたいのです。

感覚が異なる欧米人と一度揉めると厄介です。

揉めた要因が誤解であっても解くのはなかなか大変で、日本人の様に水に流すという発想が無い方々ですから、揉める要素は最初から出来るだけ回避する方が良いのです。

ここでは日本人の間でも避けるべき話題に加えて、我々日本人の会話では普通であっても外国人が嫌がる話題についても解説します。

特に、

  • 仕事で外国人を接待する
  • 外国の企業や学校の方とインタビューをする
  • 今後海外に赴任する

予定で外国人と今から会話する機会が増える方は最後までこの記事をお読みくださいね。

そもそもタブーとは何ぞや?

Goo辞書によりますと、

《(ポリネシア)tapu(はっきり印をつけられた、の意)から》

1 聖と俗、清浄と不浄、異常と正常とを区別し、両者の接近・接触を禁止し、 これを犯すと超自然的制裁が加えられるとする観念・風習。また、禁止された事物や言動。 未開社会に広くみられる。禁忌。禁制。「宗教上の一を犯す」

2 ある集団の中で、言ったり、したりしてはならないこと。法度 (はっと)。 「彼にはその話は一だ」

出典:https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E3%82%BF%E3%83%96%E3%83%BC/

・・・だそうです。

個人的なタブーの定義は

  • 物議を醸し出す可能性が高いテーマ
  • 誰かの気分を害する可能性が高いテーマ

ととらえています。

英語でタブーは”Untouchable”とも言いますが、正に触れてはいけない話題ではないでしょうか?

この記事では日本人間でも触れてはいけないテーマを含めて、万国共通の外国人と避けるべき話題についてお話し致します。

タブーな話題の前に使用を避けるべき35のFour Letter Wordsついて解説

タブーな話題についてお話しする前に、Four Letter Wordsについてふれておきます。

Four Letter Wordsはたった一言でも人を不快にさせ、使用している者の品格が疑われます。

会話する以前の問題です。

初心者はこのような英単語を早く覚えます。

なぜならテレビや日常会話で外国人が良く使う言葉で 耳にする機会が多いのと単語自体が短く単純だからです。

時に、意味を良く理解せずに口にされている方を見かけます。

故意に使用するのは論外ですが、誤って使用することを避けるためにも、これからお伝えする言葉は使用しない様にしましょう。

これらはSwearing WordsとかFour Letter Wordsと欧米圏では呼ばれてますが、四文字で構成されています。

  • anus – 肛門
  • arse – 尻/ばかもの
  • clit – クリトリス
  • cock – 男根
  • coon – アメリカの黒人(侮辱的に使用)
  • cunt – 女性器
  • dago – イタリア人(侮辱的に使用)
  • damn – 畜生! (darnという言葉ならば許されます。)
  • dick – 男根
  • dike – 同性愛者(侮辱的に使用)
  • dyke – 同性愛者(侮辱的に使用)
  • fuck – 姦通、やっつける
  • gook – 中国人(侮辱的に使用)
  • heeb – ユダヤ人をバカにする言葉
  • hell – 地獄 (heckという言葉ならば未だ許されます。)
  • homo – 同性愛者(侮辱的に使用)
  • jizz – 精液
  • kike – ユダヤ人(侮辱的に使用)
  • kunt – 女性器
  • kyke – ユダヤ人(侮辱的に使用)
  • mick – アイルランド人(侮辱的に使用)
  • muff – 女性器
  • paki – パキスタン人(侮辱的に使用)
  • piss – おしっこ
  • poon – 女性器
  • puto – 馬鹿者
  • shit – くそ
  • shiz – くそ
  • slut – あばずれ女
  • spic – メキシコ人(侮辱的に使用)
  • tard – 知能障害者(侮辱的に使用)
  • tits – おっぱい
  • twat – 女性器
  • wank – sexすること;

ここにまだ紹介されていない言葉があります。

例えば、Nigger(黒人を侮辱する言葉)、Jap(日本人を侮辱する言葉)、 Chink(中国人を侮辱する言葉)・・・などがそうですが、こういった 4文字で構成されていない侮辱的な言葉も英語ではFour Letter Wordsと言います。

外国人と避けるべきタブーな話題について

以下が、避けるべき話題です。 覚えておきましょう。

  1. 年齢
  2. 宗教
  3. 政治
  4. 収入
  5. 学歴
  6. 子供や自分の学校の成績
  7. 進路
  8. 容姿
  9. 風俗
  10. スポーツ
  11. 賭け事
  12. 噂話

それでは細かく説明致します。

1. 年齢について

日本人の間ですと、年齢は普通に会話にでてきます。

共通の話題を探るために、年齢を確認しても失礼ではありませんし、 質問されてとくに嫌な人はいないでしょう。

しかし、欧米人には(特に女性には)、年齢を確認すると嫌がられることが少なくありません。

若く見られるのを嫌がる人もいますし、逆に年をとっていると思われるのを嫌がる人もおられます。

そして不思議なことに年齢相応だねと言っても嫌がる人もいるのです。

明らかに歳をとっていて年齢より見た目が若い女性に対して褒めたつもりで「若いですね」と言ったとしても”嫌味”にとる人もいます。

学生までなら年齢を確認するのは特に構いませんが、大人には年齢について質問しないことが得策なのです。

2. 宗教について

日本人にとって宗教とはどんなものでしょうか?

わたくし個人の見解ですが、お正月はお寺や神社に行き、 クリスマスを祝い、教会で結婚をあげる方もおられますので、 ほとんどの日本人は宗教に関してポリシーが無いと言い切っても良いのではないか?と思っています。

 

わたくしの親父、祖母なんか良い例です。

戦時中に未亡人になった祖母は生活が苦しかったらしく宗教の力を借りざるを得なかったそうです。

親父が幼い頃、母子でカトリック教に入信し教会に行っては愚痴を聞いて貰っていたそうです。

祖母と親父は洗礼まで受けていますし、今でも時々、カトリック教徒のイベントでお声がかかります。

なのに、一條家が先祖代々受け継いできた臨済宗の妙心寺にお墓を立てて、皆、そこに眠っています。

これは、宗教に厳格な外国人からすると、 批判を受ける様な対応に感じますが、個人的には、いかにも日本人らしいな・・・と感じます。

 

また、話が再び飛びますが、私はKFCが大好きです。

クリスマスにこぞってKFCを食べるのは日本人のええ加減な宗教観からくるユニークな慣習に思います。

欧米ではターキー(七面鳥)をクリスマスに食べて家族全員の健康を祈るのですが、ターキーを食べる習慣の無い日本ではKFCの戦略でクリスマスはナショナル・チキン・デーとなりました。

欧米人からするとありえないことなのですが、僕は宗教に関しては、日本的なええ加減さの方が好きです。

でも、このええ加減な宗教観を外国人に伝えると怒り出す人が中にはいるので、僕は宗教については一切外国人と話しないことにしています。

ちなみにクリスマスは英語ではChristmasと書きますが、たまに略してX’masと書く人がいます。

これは外国人にとって大変失礼な表現ですので使用厳禁!

十字架に貼り付けられてキリストが処刑された事件を思い出させるので使用しない様にしましょう。

3. 政治について

これも私的な感覚ですが、日本人ってほとんどが政治に関してポリシーを持っていないのではないか? と思っています。

自民党が長い間国会を牛耳っていても誰も文句を言わず、コロナ禍で無茶苦茶な政策が行われていても暴動がおきない。

治安が良いと言うことでしょうけれども、多くの日本人が政治に関心が無いから投票率が低いですし政策の違いで争い事がおきたりしないと感じています。

そして、私はこの日本人の政治に対してええ加減なポジショニングを取ることも大好きです。

しかし、海外では政治の話をすると大抵の場合揉めます。

なぜなら宗教と同様に人それぞれの価値観が異なり、単純なことに関しても政策を合意するのは至難な業だからです。

 

例えば、”中絶”については人それぞれ色んな意見があります。

個人的には、経済的な理由やレイプされた女性には中絶が認められても良い様な気がします。

一方で、生まれてくる子供には何の罪も無いので、 中絶を認めると殺人だという考え方も分かる気がします。

この様に人それぞれが異なる意見を持ち、 議論になりそうな政治の話は避けた方が良いのです。

4. 収入について

収入については、日本人の間でも話題にすることを避けた方が良いと思われます。

相手の方が自分より収入が多いと良いのですが、 逆だと相手が気分を害することがあります。

また、相手が自分より収入が多いことで、相手に気を使わせてしまうこともあります。

収入について話し合うことで誰も得しないので避けた方が良いです。


 
 

5. 学歴について

経済的事情で教育を受けられない方も中にはおられます。

特に欧米の私学は目の玉が飛び出る様な授業料の高さでして、 奨学金を受けながら学校に通う人が多いです。

日本に出向している優秀なビジネスマンの中にも高卒 の人がいます。

また、日本人が聞いたことが無い欧米だけで有名な学校を卒業している人もおられます。

日本人の感覚ですと、MIT, Harvard, Yale, Chicago大学 くらいまでが優秀な学校ですが、それら以外にも たくさん優秀な学校が世界中にあるのです。

知らない学校名を聞かされても良いリアクションを 取ることができないと思いますし・・・

ですから、学歴の話も避けた方が良いのです。


 
 

6. 子供や自分の学校の成績について

これは子供や自分の学校の成績が優れない場合に限って話しても良いです。

良い場合、相手によっては気分を害される場合があります。

自慢の様に聞こえるからです。

これも話をして誰も得しないのでやめておいた方が良いでしょう。

  

 
 

7. 進路について

進路は政治や宗教と同じで人によって考え方が大きく異なります

 

例えば、自身の例だと、私は大学生の時から企業に一度就職して社会勉強してから起業したいと考えておりましたが、それを昔の同僚とすると怪訝な目で見られた記憶があります。

元同僚は「会社に就職すると定年退職するまでそこに勤めあげるものだ」という価値観の持ち主ばかりでしたからね。

それを感じてから私は、一切 起業の話を彼らとはしませんでした。

 

また、人によって置かれた状況が大きく異なります

私の様に、恵まれて起業ができる環境にいた人もいれば、家庭の事情で会社を辞められない人もおられます。

 

さらに話が飛びますが、サラリーマン人生をまっとうするのが堅実だという考え方と人生一回限りなので起業に挑戦する方が良いという考え方もあり、両方とも正しい考え方ですので折り合いがつかずに結論がでない場合があります。

この様に人によっては考え方がまちまちで、置かれた状況が異なるものについては同じ考え方でないと論争に発展しかねません

当たり障りの無い話の様に思えますが、 進路についても人それぞれが持つ価値観が異なるので避けた方が得策です。

  

8. 容姿について

容姿については日本人の間でも一緒だと思います。

背が高いねと褒めているつもりでも、 それが嫌な人も中にはいます。

人それぞれが持つ美的感覚が異なり、 物議を醸し出す可能性があるので話さない方が良いのです。


  

9. 風俗について

風俗については、単純に下品だから話題にすることを避けておいた方が良いのです。

私は日本の企業に就職して職場でそういうところに 初めて連れて行かれたのですが、風俗に社員が集まって一緒に行くと言う感覚が理解できませんでした。

好きな人は好き、しかし他人とそのことについて話さないというのが欧米人の一般的な感覚だと思います。

  

10. スポーツについて

これは、どこのチームのファンかによって物議を醸し出すことになるので話すのを止めておいた方が良いのです。

わたくしはシカゴに住んでいる時、野球はカブスファン、 バスケットボールはUtah Jazzファン、フットボールは Dallas Cowboysファン・・・という変則的なものでした。

しかし、大抵の人はその住んでいる街か、育った街に 帰属意識を持ちその街にあるチームを応援しています。

そして、これは欧州人から聞いた話ですが、サッカー になると熱狂的なファンがいるそうで、試合結果いかんによっては殺人も発生するそうです。

ですから、どこのチームのファンかという話は、軽々しくできないのです。

この様な理由で、スポーツの話をするのはやめておいた方が良いのです。


  

11. 賭け事について

日本ではパチンコや競輪、競馬場、オートレースと 公の賭博場があります。

米国では私の知る限り、競馬とカジノだけだった様な気がします。

これも好きな人は好きで、こういうところに行く人は堕落した人と見なされます。

悪印象を受ける恐れが高いテーマなので話さない方が良いのです。

  

12. 噂話について

これは日本人でも同じでしょう。

良い噂を流すのは良いのですよ。

しかし大抵の場合、噂話は否定的なもので、 噂をする人は、自分がいないところで自分の噂をするに違い無いと思われます。

ですから、噂話をしない方が良いのです。

 

まとめ

タブーは、

  • 物議を醸し出す可能性が高いテーマ
  • 誰かの気分を害する可能性が高いテーマ

で定義づけされています。

また、35のSwearing WordsまたはFour Letter Wordsという4文字で構成されるタブーな英単語があり、それを使うと人格が疑われるので使用厳禁。

外国人と話をしない方が良いタブーな話題は以下の通り。

  1. 年齢
  2. 宗教
  3. 政治
  4. 収入
  5. 学歴
  6. 子供や自分の学校の成績
  7. 進路
  8. 容姿
  9. 風俗
  10. スポーツ
  11. 賭け事
  12. 噂話

でしたね?

今まで外国人と付き合いがないけれども、今後増えていくような方は是非この記事を何度も読んで頭に叩きつけることで知らず知らず人格が疑われる様な発言をされないことを祈っております。

また、知らず知らずの内に失礼な英文を書いて相手を怒らせて、それも人格を疑われることにつながりますので、プロの校正者にチェックしてもらう習慣をつけることを心がけていただければと思います。

【メルマガ】無料で学べる英語プレゼン技術!

この記事を読むのに必要な時間は約 1 分です。

無料!知らなきゃ損する英語プレゼン技術!

ブログではお伝えできないマル秘プレゼン上達テクニックを学習していただけます。

詳しくは→ から

error: Content is protected !!