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こんにちは、一條 彰(プロフィール)です。
英語が得意でも、
といったお悩みをお持ちではないでしょうか?
一般の方が日本語で契約書を書くのが難しいのと同じ様に、(英会話が出来ても)複雑な英文を正確に書くことは簡単ではありません。
でも、英語が得意な人には英文の書類作成を任されることがままあります。
友達とのE-mailなら気にならなくても、金銭的な利害が発生したり会社や自分の将来がかかる大切な書類の作成を任されると、自分が書いた英文で本当に大丈夫か?と心配になりますよね。
そういった方のためにこの記事では、
- Microsoft Word
- 校正アプリ
- 英文校正のプロ
を使って英文をチェックする方法それぞれの特徴をまとめてみました。
あなたにとって、どれが最適な方法でしょうか?
ぜひこの記事を参考になさってください。
そして、あなたが求める回答がこの記事に必ず書かれてありますので、ぜひ最後までお読みくださいね。
英文のチェックをMicrosoft Wordを使ってすると?
英文を書くお仕事をなさっておられる方の9割以上の方がMicrosoft Wordを仕事で使用されています。
そんな身近なソフトなのですが、実はMicrosoft Wordには簡単な英文チェック機能がついていることをあまり多くの方に知られていません。
元々パソコンに挿入されているソフトなので、それを活用することができれば余計な費用が発生しないので良いですよね?
実力はどうなのでしょう?調べて見ました。
このようにMicrosoft Wordでは一応スペル間違いや文法の修正をすることができます。
ただ、Microsoft Wordの文章チェック機能はあくまでも補完ツールなので、万全ではありません。
非常に初歩的な文法やスペルのミスしか指摘することができないのが実態で、間違いがあっても指摘されないことが多く、また正しい箇所も間違いとして指摘されることもあるので、結局は全てを独力で修正しなければなりません。
Wordにおまけとしてついてきた機能なのですが、これに完全な修正を求めるのは酷です。
ただ、日記や仲間内のメールのようなカジュアルな英文をチェックするには良いでしょう。
Microsoft Wordでのスペルチェックと文章校正機能の使い方
通常、[校閲] タブの [文章校正] グループで [スペルチェックと文章校正]を押すと、チェックができる筈です。
ただ、校正ツールがインストールされていなかったり、Speller EN-US アドインが無効だったりしたら機能しないことがあります。
その様な場合、自分で設定することが必要です。
様々な方法がありますが、Microsoftのホームページに書かれている↓の方法が一番簡単かなと思います。
言語の設定を変えないと使用できませんのでご注意くださいね。
出展:https://support.microsoft.com/ja-jp/help/2481268/spell-check-does-not-work-in-word-for-mac-2011
英文のチェックを校正アプリを使ってやると?
校正アプリとは
校正アプリとは、ネット上およびオフラインで英文の校正作業を支援してくれるツールです。
Microsoft Wordの文法チェック機能よりも数倍能力が高く、前者が自転車としたら後者はスポーツカーくらいの能力差があります。
機能は簡単なスペルチェックと簡単な文法の確認だけではなく、
- 盗用チェック(論文に適用)
- 言い回し
- 表現スタイル
- 句読点
- +数十万ワードの綴り確認
などができるのが大きな特色です。
ただし、アプリ毎に機能/能力の差が激しく、価格も個々に異なります(無料のものもありますが機能が制限されています。)。
そして、これらを利用するにあたって、英語のマニュアルを抵抗なく読んで操作することができる能力が求められます。
ですから、校正アプリは利用者を選ぶのですね。
↓の中で6つのアプリ(Grammarly、SpellCheckPlus、Reverso、Ginger、Grammarcheck、1Checker)を評価いたしました。 ご参考までに
これら6つの中で最も使い勝手が良くておすすめするのはGrammarlyです。
Grammarly は、 機械学習とディープラーニングのアルゴリズムを駆使して人工知能と自然言語処理を用いた校正補助アプリです
間違っている可能性がある
- 文法
- スペル
- 句読点
- 単語選択
- 表現
を標準的な規範文法に則って自動的に検出し、文脈に沿った修正内容を提案することができます。
もしあなたが独力で英文のチェックしたいなら、Grammarlyを使うと良いでしょう。
Grammarlyをオススメする6つの理由
Grammarlyは米国のソフトで二人のウクライナ人エンジニア によって開発された校正補助アプリです。
国内外で非常に高く評価されており、2019年に9億ドル(約1,000億円)の資金調達に成功し10億ドル(約1,100億円)の企業評価価値があるユニコーン企業として成長を遂げており、現在世界中で毎日7百万人近くの人が利用しています。
以下がGrammarlyの特徴です。
(1)様々なプラットフォームで利用可能!
スマホ、タブレット、PC、Macのすぺてのプラットフォームで使用可能で、Firefox、Google Chromeとのブラウザ上とオフライン両方で利用することが可能です。
(2)Microsoft Wordとの連携も容易
Microsoft Wordとも連携させて使用することが可能で、ワードの校正機能だけだと不十分だと考えるマイクロソフト社がGrammarlyの利用を推奨する高い性能を保有しています。
(3)操作が簡単でスピーディ
Grammarlyは、チェックしたい英文をコピー&ペーストするだけで瞬時に問題点を指摘してくれるそのスピーディ感が人気の理由の一つです。
(4)きめ細かな指摘
文章から主体性が欠けてしまうことで低い評価を受ける受動態の文章を能動態に修正する様な指摘や、
分かりにくい表現や不要な単語を指摘してくれます。
(5)盗用防止機能付き
欧米の大学や大学院で論文を書いている学生さん達にとっても嬉しいPlagiarizm(盗用)確認機能もついています(欧米の大学では論文に盗用部分が発覚すれば一発で退学処分になります)。
(Web上にある160億ページ以上のデータとProQuestという学術用のデータベースに保存されているデータを比較検証することでそれが可能になっているのですが、この機能がついているのはGrammarlyだけです。)
(6)評価機能付き
Grammarlyが他の英文校正アプリと異なる大きなポイントの一つは、文章を評価してくれる点です。
作者の癖や間違いを起こしやすい傾向を確認。
どういった点に注意して今後文章を書く時に改善すれば良いか教えてくれるので、英語を勉強しようと思う方にも最適なアプリです。
Grammarlyの弱点
(1)チェックが完全でない
どの添削アプリでも完全でない様に、このアプリも完全ではありません。
上の文章は良い事例です。
you’reとなっておりますが、Grammarlyはその間違いを指摘することが出来ませんでした。
正しくはyourです。
これをご覧いただいておわかりいただけたと思いますが、Grammarlyを利用して英文を完全に仕上げるには、些細なミスでも自分で発見して修正できる能力が必要です。
精度は86%と以前から比べると大変正確になりましたが、2020年の時点で、完全に自動で使用することは不可能なのです。
オートパイロット機能を持つ飛行機でも、軌道修正に着陸と離陸だけは人の手が必要なのと同じ様に、現時点では完全にGrammarlyに確認作業を委ねるのは難しそうです。
(2)日本語のマニュアルがない
英語が読めて、問題があればマニュアルを読んで自力で解決できるくらいの英語力および検索力が求められます。
ですから、Grammarlyは利用者を選んでしまうのですね・・・。
ですから、英語力に自信をお持ちの方でそれほど重要度が高くないけれども完璧に近い状態で書類を仕上げたいような場合にご利用いただくには良いかと思います。
では、次にプロに英文のチェックを外注することについて解説させていただきます。
英文校正のプロがチェックすると?
上記の繰り返しになりますが、Microsoft Wordや校正アプリはまだまだそれだけで校正作業が完了するほど精度が高くありません。
なぜなら英語の文法は日本語と異なり本当に例外が多い言語で、2020年時点では、プログラマーが複雑な英語の文法を完全にWordや校正アプリの機能に落とし込むことができていないのが実態です。
実際、英語が母国語の人でも完璧な書類を仕上げることは簡単ではありません。
このようにネイティブでも間違うくらいですから、ほとんどの日本人が文法を独力で修正することは困難と言っても過言ではありません。
英文は突然ルールが変わるので、学校の授業で学んだことを基に忠実に文章を書いたとしても、例外的な文法が適用されて間違うことがよくあるのです。
日本語とは異なりラテン語が起源で、文法の構造が異なる英語は、ただでさえ、日本人にとって基礎的な文法をおさえることが簡単ではありません。
さらに いきなり例外ルールが適用されるとなると、正確にそれを把握して文章を書くのは、日本の学校で特に英語のライティングの訓練を受けた人でなければ、不可能と言っても良いでしょう。
日本人が独力で正しく英文を修正するのは非常にハードルが高いのです。
そのため、プロのプルーフリーダー(英文校正のプロ)に外注することを僕はおすすめしています。
外注するメリットは大きく3つです。
- 時間を節約できる
- 高品質の書類が出来上がる
- 納期通りに仕上がる
時間を節約できる
英文の校正を外注する大きなメリットは大幅に時間を節約できることです。
英文のチェックは想像よりも頭を使い労力を奪われます。
確認作業では、上の7つのチェックポイントがあるのですが、大抵の方は文法と綴りのチェックだけで精一杯ではないでしょうか?
しかもせっかく直したと思ってたら後で間違いが他にもたくさん見つかったみたいなこともままありますしね。
また、確認作業で時間を取られると他の作業も止まり生産性が低下してしまいます。
自分が苦手な作業に労力を費やすと、大量の時間を消費しますし、疲れは半端ありません。
苦手なことは外注に出して他の作業をするのが効率的に仕事をすすめる基本です。
苦手な作業は、外注業者に任せて自分はその間に他の作業に集中することで大量に仕事を同時に処理するというのが出来るビジネスマンの鉄則です。
外注することでお金がかかったとしても、英文添削のプロに任せることで大量の作業を処理することができて、結果的に「生産性が向上した」なんて事も珍しくないお話なのですよ。
高品質な書類ができあがる
外注業者に任せるとプロのプルーフリーダーに書類を仕上げてもらうことができます。
品質の高い書類ができあがるのは何と言っても魅力的ですよね。
高い品質の書類を提出することができれば、社内であなた自身の評価が高まり、お客様からも信頼される様になり、ビジネスもスムーズに進展しますし良いことづくめです。
自分で書いた書類だと自分でどこが悪いか、どうしたらもっとよくなるのかを判断することは非常にむずかしいのですが、わずかな外注費を支払うことで、そういった悩みから解放され、評価される書類ができあがるんです。
多くの一流企業はこの様な活動に古くから取り組んでいるのですが、逆に言うと、ライティングの高品質化を実現できているからこそ、グローバル競争が激化する中でも成果を残して一流企業として君臨しているのです。
高品質な書類に仕上げることはあなたの信用を担保するために必要不可欠な作業なのです。
納期通りに仕上がる
大抵の場合、外注業社は納期より前に作業を仕上げてきます。
英語が苦手な人で、書類の納期に合わせて確認作業のスケジュールを組んでいたけれど、実際は想像以上に時間がかかって納期に間に合わなかった・・・ということをたまに聞きます。
書類の提出が遅れたからビジネスに失敗した・・・となると目も当てられませんよね。
最高品質の書類が時間通りに提出される・・・当たり前と言っては当たり前なのですが、これができない会社は少なくありません。
あなたが評価されるにも納期通りに最高品質の書類を仕上げる、凡事が徹底できることは本当に大切なことなのです。
おすすめの外注先はオフィース・Ichijo
数ある中で僕がおすすめする英文校正サービスはオフィース・Ichijoのプルーフリーディング・サービスです。
ビジネス経験が豊富で且つ英語が母国語で高い編集スキルを持つ博士号を持つプルーフリーダーがチームで書類を仕上げますので、品質面でご安心いただけます。
また、英語でコピーライティングスキルを保有するスタッフやWebライティングのスキルを持つスタッフもおりますので、販促資料、ブランド力構築、またはWeb集客に取り組んでおられる方にも最適なサービスです。
ではオフィース・Ichijoのプルーフ・リーディングサービスを利用するメリットを紹介します。
利点①英語が母国語で校正スキルが高いスタッフがチェックする
英語が母国語で且つ校正スキルが高いスタッフって、身近な存在で探すことは簡単ではありませんよね。
日本だと英語を話す人が周囲にいない・・・なんてことは決して珍しくありません。
そんな中、弊社には採用率0.03%の超難関テストをクリアしたスキルが高いスタッフが専門分野ごとで複数所属しております。
他の校正業者さんに聞き取り調査をしたところ、専門分野ごとで編集スキルが高いスタッフがいるのは、日本では弊社だけで珍しいみたいです。
特に、ビジネス、Webライティング、自動車の分野では他社よりも優れた経歴と実績を保有しているスタッフが存在しているので安心してご利用いただけます。
また、価格も1ワード15円(税込)と非常にお手頃です。
専門分野を持つスタッフは、その分野では、あなたと同じくらい専門用語に精通していますので、お取引様にも、「この書類ちょっとおかしいよね」なんてクレームを受けることなく安心して提出していただけます
英語が母国語の読者が違和感を感じない高品質な書類にできあがりますので、あなたの会社がお客様から信頼されること間違いありません。
利点②日本語の細かなニュアンスを正確に反映するために日本人スタッフも側面からサポート
英語が母国語のプルーフリーダーだけで英文をチェックすると、どうしても作者の意図からずれたニュアンスの文章ができあがることが少なくありません。
中にはどうしてもお伝えしたかった大切なメッセージが漏れていて、取引に失敗してしまった・・・(涙)なんてことも聞いたことがあります。
そんな中、弊社では作者の意図を正確に理解し、それを忠実に英文化するために日本人と英語が母国語のスタッフのチームで確認作業をおこないますので、「一番言いたかったことが書類から漏れてた・・・」なんて後悔することは絶対にありませんよ。
校正作業中にスタッフが疑問に感じたことはご依頼主様に意図を確認させていただいた上で足らない情報を補ったり、誤解を招く情報を修正させていただきます。
絶対的にあなたの意図が正確に反映されるよう、言葉足らずな書類というものにならない様に仕上げますのでご安心してご利用いただけます!
利点③高い反応が見込める
Webライティングやコピーライティングはその品質により大きく会社の利益が変わります。
なのに、効果を良く考えずに、適当に作った日本の元原稿を英語に直訳しただけのものをそのまま使われている方が少なくありません。
弊社に校正作業を任せていただくことになれば、無条件でSEOやコピーライティングのルールに鑑みて効果がでるテキストに仕上げさせていただきますが、いかがでしょうか?
せっかく、お金をかけて外注業者に校正を依頼する訳ですので、理想の結果に到達できないテキストに仕上げられては意味がありません。
弊社の強みである、一般的な書類、ビジネス全般、自動車、Webライティングで確認作業が必要なら、是非弊社にお声がけください。
また、文中でお気に召さない文言があれば、何度でも修正することができますので理想の高品質の英文に確実に仕上がります。
まとめ:英文のチェックは独力より外注の方が安心
英文のチェックは簡単そうに見えますが、実はそうではありません。
それは英語が外国語でイレギュラーな文法を採用しており、それらを含めて学校でライティングの訓練を受けていない日本人が独力で対応するには限度があるからなのです。
もし、留学経験もあり、ライティングに自信がある方はMicrosoft Wordでチェックするだけで十分ですし、さらに精度が高いソフトを使いたいならGrammarlyの様な添削支援ツールを使ってチェックなさっても良いかと思われます。
一方で、重要度が高い
- ビジネススクールへの入学願書
- 外国政府に提出する申請書
- 大切な取引先への書類
- Webライティング
などは、完璧な英文にしあげることが必要ですし、編集スキルの高い英語が母国語のプルーフリーディングのプロに外注する方が安心ですね。
ただ、いろんな方法がありますので、自分にあった方法でやってみてくださいね。
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