気ままな雑記

一点集中で業務効率を三倍へ

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この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。

どうも 一條　彰(詳しいプロフィール)です。

私は、これまでに何度も会社経営上の危機に遭遇しなんとか切り抜けてきた経験があります。

困難な状況から抜け出すために試行錯誤することが少なくありませんでしたが、この試行錯誤の中から身についたのが独自の価値観。

この記事では、私が大切にしている価値観のうちのひとつ「一点集中することの大切さ」を

  • 科学的に証明されている一点集中でないといけない理由
  • 経営戦略でも重視されている一点集中の力
  • 影響力を持つインフルエンサーが認識する一点集中の重要性

と共に解説しております。

 

この記事が仕事や副業で思ったような成果がでないと悩んでおられる方の気づきになってもらえれば大変嬉しく思います。

是非最後までお読みくださいね。

脳の構造は一点集中するようにできている

米TalentSmart社のDr.Travis Bradberry氏によれば、米スタンフォード大学、ロンドン大学、そしてイギリスのサセックス大学の研究で

Dr.Travis

出展: https://www.weforum.org/agenda/2015/11/is-multitasking-limiting-your-potential/

  • *マルチタスクで処理された作業は**シングルタスクで処理されたものより品質面で劣る
  • マルチタスクで仕事を行う人は情報の整理がうまくできずシングルタスクの人よりも考えをうまくまとめられない
  • マルチタスクで処理する人はIQが通常時より15%落ちてしまい、大麻を吸った後や徹夜明けの状態と同じくらいで8歳児並の能力になる
  • マルチタスクを行う人の脳内をMRIで観察した結果、作業者の脳内にある前帯状皮質が傷つき、認知能力、判断力、感情のコントロール力が劣化する

*マルチタスクとは同時進行で複数の作業をおこなうこと

**シングルタスクとは一つの作業のみおこなうこと

ということが明らかになり、脳は一度に一つの物事しか処理できない構造になっており、マルチタスクをするのに向いていないと結論づけています。

様々な著名大学の研究チームによりマルチタスクがダメなことが科学的に明らかにされているのであれば、一点集中しないで良い理由はありませんよね？

 

また、著名経営コンサルタントも一点集中の大切さを以下のように説いています。

一点集中はランチェスター戦略でも推奨されている

*ランチェスター戦略コンサルタントの坂上仁志氏によりますと、(企業間の営業・販売競争に勝ち残るための理論と実務を体系化した)ランチェスター戦略では、経営基盤が固まっていない

会社に対して

  1. 

活動地域
  2. 対象顧客
  3. 販売商品

を厳選しリソースを集中させることで経営基盤を強固なものにすることを推奨しています。

*ランチェスター戦略とは、業間の営業・販売競争に勝ち残るための理論と実務の体系で、一般的には「弱者の戦略、(&強者の戦略)」として知られています。

ランチェスター戦略イメージ

 

第一次世界大戦での航空戦から生まれた兵法で、現代は主にマーケティング理論として活用されている戦略です。

考案者はイギリスのフレデリック・W・ランチェスター氏

フレデリック・W・ランチェスター

坂上氏のブログ

ブログ

一点集中して経営基盤を固めることの大切さをご自身のブログで推奨されています。

出展:http://www.foster1.com/article/13773822.html

人手が足らない企業では、様々な分野に同時に手をだしてしまうとサービスの品質が落ちてしまいますしね。

その他にも、

  • 苦手なことはやらない
  • 短時間大切なことだけに集中して作業をおこない品質の高いアウトプットをこころがける
  • テレアポやメールの発信などのタスクはまとまった時間に集中しておこなう

ことの大切さをご自身のブログで訴えておられます。

中小企業の経営戦略でも一点集中することは大切な考え方なのですね。

一点集中することの大切さは、この2つの事例で明らかになりましたが、最後に多くのファンを持つインフルエンサーが考える一点集中することの大切さについて触れてみたいと思います。

影響力が高いインフルエンサーも一点集中することの重要性を訴えている。

僕の中のインフルエンサーとは、大衆の理想を言語化して発信することで多くのファンの共感を得ることに成功している人たちです。

言い換えると、情報発信を極めた方たちです。

一点集中することの重要性を訴えるインフルエンサーにはどんな方がおられるのでしょうか？

彼らのメッセージと共に成し遂げられた成果を追ってみたいと思います。

(1)わっきーさん

わっきーさんは慶應大1年生の時に貧乏で始めたせどり通販から情報商材の販売で短期間で大金を稼ぐことに成功されたネットビジネスのカリスマです。

  • 7.5万人の登録者がいるビジネス系YouTuber
  • 最高月収9,000万円
  • メルマガ読者3万人
  • 3社の会社代表

という華々しい成果を残されているわっきーさんですが、彼の一点集中に関する考察は以下のとおり

僕もわっきーさんのファンで色々と学習させていただいておりますが、事業で大成功をおさめている人の言うことには説得力がありますよね？

(2)かずくんさん

かずくんさんは、 慶應理工学部4年生(休学中) で 最高月収700万円を叩き出したツィッターのフォロワーが2万2千人もいるせどり界での実力者です。

彼曰く、

とのこと。

要らない作業はやらない。　労力やリソースを必要なことだけに集中すると大きな成果を残しやすいという考え方ですね。

まだ若いのに目覚ましい成果を残したかずくんさんにも説得力があります。

(3)FLARE FXさん

FLARE FXさんは投資会社の代表且つプロップトレーダーで圧倒的な成果を残されています。

ツィッターのフォロワーさんも1万人超えという凄腕投資家でワールドビジネスサテライトからも取材歴があるそうですが、どういった考えをお持ちなのでしょうか？

投資家はあれこれとさまざまな投資手段に手を出してしまうことが多いのですが、彼の場合、リソースをFXだけに集中させたことが成功した理由と断言されていますね。

集中して一つのものごとだけに捧げて作業をすることは本当に大切です。

(4)イングリッシュおさるさん

イングリッシュおさるさんは7ヶ月でYouTube登録者5万人を達成された英語系YouTuberです。

大学から英語学習開始 →開始6ヶ月でTOEIC900→3ヶ月で英会話習得→2ヶ月で英検1級英検1級語彙セクション満点・英単語検定1級・25000単語暗記→教員→24歳4月起業→開始5ヶ月で月収2500万と圧倒的な成果を残されています。

彼は一点集中について、どのように考えているのでしょうか?

死に物狂いで一つのことをやりきるという姿勢ですが、これぞ一点集中の極みですよね。

短時間で圧倒的な成果を残そうとすると、全てを犠牲にして一点突破を目指すことが大切なのです。

(5)山口真由さん

山口真由さんは東大法学部を主席で卒業後、財務省に入りその後は弁護士に職種変更されハーバードロースクールのLL.M.を取得されたNY州の弁護士資格を持つ才媛です。

秀才美女弁護士としてタレントとしても活躍されてますよね。

そんな山口さんがコメントしたことで心に残っているのは、彼女の著書「天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある。」に書かれている一言です。

天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある。 [ 山口 真由 ]
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山口真由本

↑のように彼女は受験勉強の時に、参考書を一冊じっくりとやり遂げられたのです。

複数の参考書を手広くやるよりも一冊(一点)に集中した方が結果的に良い成績をおさめられるということでした。

彼女の場合、長時間の勉強という努力の結果、圧倒的な成果を残すことに成功されていますので説得力が高いですよね。

 

このように多くのインフルエンサーも一点集中の大切さを説いておられます。

一点集中することの大切さまとめ

一点集中することは、

  • 脳が複数の作業を同時にこなすようにできていない
  • 企業はリソースを集中しないとリターンを得ることができない
  • 多くのインフルエンサーが不要な作業を排除してビジネスや学問で成果を残すことに成功した

ことから成功を収めるには必要不可欠であることがわかりました。

もし、あなたが仕事や副業で成果が残せていなければ、優先順位が高いものに一点集中してこなすことができていないからかも知れません。

その場合、行動パターンを見直し、ひとつのことだけに集中できる環境の構築が求められます。

まずは多くのことを同時に処理しなくてすむように仕事の段取りを改善されると良いのではないでしょうか？

改善することで大きな飛躍を遂げられるよう、あなたの成功を心から祈っております。

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